今回の展示は、多摩美術大学大学院デザイン専攻情報デザイン領域に所属する修士課程の卒業制作展です。情報デザイン領域は、様々なメディアを用いたインスタレーション、映像、サウンドデザインなど、幅広い制作と研究を行っています。メディアと私たちの制作活動は常に大きな繋がりを持っていました。急速なメディアの技術環境の変化は、人々の生活だけではなく、美術業界においても大きな影響を与えてきたのです。発展し続ける技術によって今な大きく変化している世界の中で、私たちは「メディア」と「アート」を繋げる試みを続けています。多摩美術大学大学院情報デザイン領域の修士前期課程卒業生3名により、多様な研究成果を3331ギャラリーに発表します。
映像インスタレーション アーティスト
多摩美術大学情報デザインのメディア芸術コースを専攻しており。映像インスタレーションを中心に、普段可視化されることのないイデオロギーを私自身というメディアに着地させ、新しいメディアアートとして表現することを目指しており、その中で「変容する自画像」という意識をめぐって検討する。また、人間の生き方を見直していく。
写真家、映像インスタレーション アーティスト
多摩美術大学情報デザインのメディア芸術コースを専攻しており。写真と映像インスタレーションを中心に,人間社会の自然景観の再生,および社会システム制度と人間生活との関係,ニューメディア時代の写真の多様化と表現を検討した。QUANJINGネット契約カメラマン、国内外の展覧会および作家活動に活躍している。
映像インスタレーション アーティスト
多摩美術大学情報デザインのメディア芸術コースを専攻しており。映像インスタレーションを中心に,身体の視覚化における表現をテーマに制作し、目で見えない裸の状態にあることに制作を行なっている。作品制作を通してメディア、医学と人体をどのように捉えていることを考えている。現在、主にグラフィックデザインと映像制作の仕事を中心に活動中。